健康で持続可能な生産モデルとしてのヨーロッパ

ヨーロッパは、今も昔も、消費者保護、食品の品質確保を配慮した政策を打ち出しています。この品質は、生鮮なものまたは加工されたものを問わずに、野菜・果実の生産様式、合成化学物質の使用、生産の持続可能性に関係するものです。

総合管理生産

食品の品質を扱うヨーロッパの法令には、高品質の生産方式として総合管理生産による生産が挿入されています。続いて、欧州連合に加盟する個々の国々で、その土地の要請に合わせて法令を適用させることになります。

イタリアはこの方面で進んでいます。総合管理生産は、1970年代からの長い実績を持ちます。このため、総合管理生産の適用は、イタリアにおいては実質的に基本レベルの品質標準となっています。

総合管理生産とは、合成化学物質の使用を削減し、土壌の肥沃化と農作物の品質の向上を進めることで、厳格な規則に基づいて環境と人間を大切にする果実・野菜栽培技術です。

IGP、DOP認証を受けた農産物

欧州連合の品質を重視する生産システムは、生産物を保護する厳格な基準を持っていることで世界の頂点にあります。

有機栽培の認証は、個々の農園に遡ることを可能にするトレーサビリティのシステムによって、合成化学物質の使用を禁止して環境の持続性を助ける有機栽培を保証しています。

ヨーロッパにおけるIGPおよびDOP原産地認証を備えた農産物食品の保護システムは、野菜・果実を含む農産食品全体に適用されています。IGPおよびDOP認証を受けたイタリアの野菜・果実には、IGPシチリア産レッドオレンジ、IGPエミリア・ロマーニャ産ナシ、IGPロマーニャ産モモおよびネクタリンのような、重要な農産物が含まれています。現在、イタリアには、DOP、IGP認証を受けた農産食品が93点あります。