COVID-19の影響は欧州連合(EU)とアジア諸国の意思疎通や交流を困難にしたが、イタリア産果実・野菜に対する消費者や専門家の関心は高まり続けてきた。
中国、日本、台湾でイタリア産果実・野菜の知識を広めるEU資金によるプロジェクト「The European Art of Taste」の2年目は、その成長傾向を確認した。イタリア産果実・野菜はその味覚の品質、伝統、生産力、味の優秀さなど、その価値を伝える非凡な能力のおかげで、アジアで人気がある。
COVID-19の大流行とその後の制約が目立つ2020年のような錯綜した年にもかかわらず、The European Art of Tasteはデジタル展示会、提案イベント、報道機関を利用した事業への参加により、消費者や専門家との連絡経路を維持することができた。目標諸国で送付された計30件の情報のプレスリリースの成果は、ニュースを広めるジャーナリストやブロガーとともに実行された作業により、推定120億人を超える利用者に届いた。実際、それぞれの発表には1000人を超える広報担当者が関与した。
広報室の業務は、消費者、オピニオンリーダー、専門家らに商品に関する知識の普及を決定的に支え、イタリア産の果実・野菜とその加工品の認識に関する肯定的評価を目立たせた。WeChat、Weibo(利用者2700万人)、Facebook(同300万人超)、Instagram(インプレッション数5000万超)のソーシャルネットワークの成果もある。ウェブサイトは4万人を超える利用者、5万回以上のアクセスでその潜在力を確認、イタリアと欧州の業界の主要企業であるConserve Italia、Origine Group、Jingold、Joinfruit、King Fruit、Mazzoni、RK Growers、Oranfrizerがイタリアで生産した果実・野菜の特徴を知るよりどころになった。
The European Art of Tasteプロジェクトは3年目の2021年もますますデジタルに集中して継続しつつ、正常化して消費者、記者、専門家らを現地に迎え入れた直接イベント・展示会を再開できるのを待っている。
詳細は次を参照:www.europeanartoftaste.com 、www.europeanartoftaste.ch